ナイジェリア原産のランプアイの仲間です。体側のメタリックグリーンの発色が非常に美しく、ランプアイの仲間の中でも特に美しい種として知られ、現在ではブリード個体の流通も一般的になってきています。オスは尾ビレのエッジ部分の赤が特徴的で、伸長する背ビレと白からオレンジに縁取られる腹ビレと尻ビレが良く目立ちます。飼育、繁殖はアフリカン・ランプアイと同様で問題ありませんが、水質にデリケートで若干注意が必要です。やや暗めの水草水槽で群泳させたい種です。hannerzi亜種、scheeli亜種が知られ、scheeli亜種は赤道ギニアのウトンデ川、エクコ川に生息するタイプとカメルーンのローベ川に生息するタイプを分けて独立種とされるなど、分類には今なお不明な点が多いです。
詳細
水質 |
弱酸性~中性 |
エサ |
人工飼料、生餌 |
水温 |
20~26度 |
混泳 |
アフリカン・ランプアイに比べオスは同種間では若干争いますが、温和な性質でサイズが同程度の種であれば混泳にも適しています。 |
繁殖 |
アフリカン・ランプアイ等の卵生メダカと同様に、十分に成熟したペアを飼育していると盛んにオスがメスを追いまわすようになり、産卵床になるウィローモスや産卵モップに産卵します。卵はサイズが小さく、親魚が卵を食べてしまうことが多いので、卵は見つけ次第回収したほうが良いでしょう。孵化した稚魚は数日で沸かしたてのブラインシュリンプを摂食できるようになります。 |
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