飼育の最初に必要なもの
熱帯魚を飼うためには最低でも「水槽」「ろ過フィルター」「ヒーター」「餌」の最低4つは必要です。
水槽
水槽はサイズが大きい方が水質が安定します。初心者のかたは水質を安定させやすい60cm水槽がおすすめです。
60cm水槽は一番ポピュラーな大きさなので情報も多く、品数も充実してます。
フレームレス水槽の60cmが見栄えがよく特におすすめです。
ろ過フィルター
水を綺麗にするためにはかかせない「ろ過フィルター」。上部式フィルターや外部式フィルター、底面式フィルター、水中式フィルターなど種類が沢山あります。
水草水槽におすすめなのは外部式フィルターです。拡張性も高く応用範囲も広いです。CO2を逃さないので水草水槽を挑戦しようとする方はおすすめします。
スポンジフィルターも稚魚や稚エビを吸わないのでおすすめです。
スポンジだけですが効果もかなり高いです。スポンジフィルターはエアレーションも必要です。
ヒーター
熱帯魚の多くは水温を高く保つ必要があります。飼育する魚にあわせて調整が必要になってきます。そのため、水温を温かく保つヒーターが必ず必要です。
サーモスタット(水温を調整する)とヒーター(水の中に入れ水温を温める)が別のものが多いですが。
最初はサーモスタット機能を内蔵した温度固定式のオートヒーターでいいでしょう。
餌
「生餌」と「人工飼料」にわかれます。
餌に関しては魚によって異なってくるので一概には言えませんが、一番オーソドックスなフレークタイプの「テトラミン」を紹介しときます。
多くの熱帯魚店でも利用されていて、アクアリウムの定番商品です。
あと、おやつとして「乾燥・冷凍アカムシ」等をあげるのをおすすめします。
しかし、個体によって食の好み様々なので、いろいろと試してみるといいでしょう。
1種類の餌だけを与えるではなく、何種類かをあげると食い付きがよくいいでしょう。
あると便利なもの
こちらは、必ず必要とまでは言えないのですが、出来れば揃えたほうがいいものを紹介します。
「照明」「ソイル・砂利」「水温計」「カルキ抜き・調整剤」「おそうじセット」「エアレーション」です。
照明
水草の光合成を促す効果があるので、水草を植えたいかたは必ず必要となります。ないと水草は枯れてしまいます。
水草をやらない方も魚をとても綺麗に見せてくれるのでぜひ、購入してほしい商品です。
アクアリウム用の照明でなくても問題ありません。
LED照明が電気代も安く、熱くならないのでおすすめです。
ソイル・砂利
水槽の底にひくソイル・砂利。ソイルというのは土を粒状化し加熱することで水中でも崩れにくいようにした商品です。
ソイルにはphの安定や水質維持などの効果があるものもあります。
phに敏感な魚・エビや水草の育成には底床はかかせないでしょう。
あと、コリドラスのように砂の中から餌を探す種類もいるので、個体にあった底床を選びましょう。
水温計
説明のいらない水の温度を測る水温計です。魚の環境の把握や、ヒーターが壊れたときの対処のため必要です。
ガラスの水温計は割れる恐れがあるので、出来るならデジタルがおすすめです。
値段も高くないので必ず用意したほうがいでしょう。
カルキ抜き・調整剤
水道水を利用する場合はカルキ抜く調整剤が必要になります。カルキを抜かずに水を利用すると病気になったり、最悪、亡くなることも考えられます。
おすすめは「カルキ抜き」+「エラと粘膜を保護」など、多くの効果が期待できる調整剤です。
病気を未然にふせぎ、個体の健康維持のために使用してください。
おそうじセット
掃除用品なんてなんでも…と言う方もいるかと思いますが、専用の道具を購入すると掃除がスムーズにストレスのないものへとなっていきます。
初めから、 揃える必要はないかもしれませんが、用途に応じおそうじ道具を揃えていくといいでしょう。
エアレーション
ろ過フィルターや生体の数や種類によって異なりますが、酸素の供給がたりなくなる恐れもあります。
そんな時、エアレーションが必要になってきます。
いざといときのためにも、保有しとくと安全です。
一番大事なもの
いろいろと書いてきましたが。
魚も感情があり気持ちがあり生きている大事な命です。
愛情をもって飼育することが何よりも一番大事なことです。
愛情をもって接すれば、魚も愛情を返してくれます。
家族として大事に飼育してあげてください。
水槽を立ち上げる際に参考になる動画
熱帯魚初心者のためのの書籍
本をじっくり読むのと身になります
この記事を書いた人
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T.fish.L編集部
熱帯魚が好きすぎてT.fish.Lを立ち上げてしまった編集部。でも、実はまだ熱帯魚歴の浅い中級者。でも、魚への愛情は誰にも負けません!!
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