熱帯魚のT.FISH.L【アフィオセミオン・バイビテイタム　ラゴス】

カメルーン、ナイジェリア原産の卵生メダカです。オスの背ビレが大きくなる非常に美しい種です。学名のｂｉｖｉｔｔａｔｕｍとは、２つの縞をもつという意味で体側には２本のラインが入ります。

様々な地域変種が知られラゴス産のタイプやマルチカラーと呼ばれるタイプは最もポピュラーなタイプです。
良く似た名前、容姿のアフィオセミオン・ビタエニアタムと名前が混同して流通し、現在ではその判別が付かなくなってしまっています。

詳細

水質	弱酸性~中性
エサ	生餌、人工飼料
水温	２２~２６度
混泳	同種間では争います。さらにオスがメスを追い回す性質が強いので、水草などの十分な隠れ家が必要です。 サイズが同程度の種との混泳が可能ですが、繁殖を目的とするならペアのみでの飼育が適しています。
飼育方法	飼育、繁殖は比較的容易で、他のアフィオセミオンに比べると高温にも強いです。ジャンプ力があるので飛び出しに気をつけてください。本種は非年魚です。
繁殖	アフリカン・ランプアイ等の卵生メダカと同様に、十分に成熟したペアを飼育していると盛んにオスがメスを追いまわすようになり、産卵床になるウィローモスや産卵モップに産卵します。卵はサイズが小さく、親魚が卵を食べてしまうことが多いので、卵は見つけ次第回収したほうが良いでしょう。孵化した稚魚は数日で沸かしたてのブラインシュリンプを摂食できるようになります。