熱帯魚のT.FISH.L【ミナミヌマエビ】

ミナミヌマエビ

分類
エビ・貝の仲間
学名
Neocaridina denticulata
別名
ブツエビ
分布
西日本、朝鮮半島、中国、台湾
サイズ
3cm
釣り餌などにも使われ、水槽内ではヤマトヌマエビと同様、コケと餌の残りをよく食べてくれます。
ミナミヌマエビは水槽内での繁殖が可能で、様々な色彩のバリエーションがあるといった特徴を持ちます。
基本的には地味な体色を持ち、うっすらと色味が異なる程度ですが、飼育環境によっては、赤味や青味の強いものや褐色の強いもの、白い体色のものが見られ珍重されています。
また、改良によりいくつかの色彩タイプの固定も作出されています。
体が小さいため、コケ取りとして使うときは多めに入れたほうがよいでしょう。

熱帯魚のミナミヌマエビ

  • 熱帯魚のミナミヌマエビ

詳細

水質 弱酸性~弱アルカリ性
エサ  人工飼料、生餌
水温 10~28度
混泳 エビは魚にとっては格好の餌です。本種が口に入らないサイズの魚であればほとんど問題なく混泳させることが出来ますが、ミナミヌマエビより大きな魚では食べられてしまう場合があります。

特に稚エビは食べられやすいので、十分な隠れ家を用意してあげる必要があります。
繁殖 繁殖は容易で、ある程度の匹数を状態良く飼育していれば、たびたび水槽内で抱卵した個体を見かけることができます。陸封型のエビなので淡水で繁殖することができ、大卵型で大きめの卵を産みます。

卵から孵った稚エビは親と同様に水槽内のコケと餌の残りを食べて育ちます。稚エビは魚に非常に食べられやすいので十分な隠れ家を用意し、フィルターなどに吸い込まれないようにストレーナー部にスポンジを取り付けたりしてあげると良いでしょう。
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