熱帯魚のT.FISH.L【レインボー・パイプフィッシュ】

西太平洋からインド洋沿岸域に生息するタツノオトシゴの仲間です。
細長いユニークな体型からパイプフィッシュ、ヨウジウオと呼ばれます。
体側に並ぶブローチが美しい種で、赤味の強い個体からグリーンの個体が見られ、褐色の強い個体ではブローチがあまり目立ちません。飼育は難しく餌と混泳魚に注意が必要です。

詳細

水質	中性~弱アルカリ性
エサ	生餌
水温	２２~２６度
混泳	動きが遅く、エサ食いもゆっくりなので混泳には向きません。同種同士、もしくは本種に危害を加えない温和な魚との混泳であれば可能です。
飼育方法	非常にゆったりと泳ぐため他の魚に追い回されたり齧られたりされないように、できれば単独飼育が望ましいでしょう。 人工飼料はほとんど口にせず、沸かしたてのブラインやミジンコなどの微小な生餌を必要とします。 人工飼料はほとんど口にせず、沸かしたてのブラインやミジンコなどの微小な生餌を必要とします。
繁殖	メスが産んだ卵をオスが腹部で抱え、自由遊泳するまで保護します。稚魚は成魚と同じ体型をしていて非常に可愛らしいですが、沸かしたてのブラインを食べることが出来ず、口することができるエサがほとんど無いため育成は非常に難しいです。インフゾリアやＰＳＢが有効と言われています。