熱帯魚のT.FISH.L【アシペンサー・ロリカリア】

南米に広く生息するロリカリアです。
偏平な体型と天狗のように鼻先が伸びた姿がユニークな種で、学名の通り“チョウザメ”のような外見から人気の種です。
飼育は十分な溶存酸素量を確保すれば容易ですが、植物質の餌には餌付きづらい傾向があります。
底砂に発生する微生物などを主食としていると考えられ、細かい底砂が飼育には適しているようです。

詳細

水質	弱酸性~中性
エサ	生餌、人工飼料
水温	２０~２８度
混泳	性格は温和で同種はもちろんサイズが同程度の温和な種との混泳が可能です。
飼育方法	水質にもうるさくなく飼育は容易です。 砂に潜る性質があるため細かな底砂が適し、強い水流を与えるとよいでしょう。 沈降性の人工飼料に餌付きづらい場合は冷凍アカムシなどを与えるとよいでしょう。
繁殖	ロリカリアの仲間は国内外で繁殖が知られていますが、本種については詳細は不明です。 ロリカリアの仲間は水温や水位、水質などの変化により産卵が誘発されるといわれ、十分に成熟したペアを状態よく飼育してると自然と産卵行動に入る種も見られます。 産卵後オスが卵が保護します。 孵化直後の稚魚は沸かしたブラインを与えるとよいでしょう。