インド原産のハニードワーフグラミーの改良品種です。通常のドワーフグラミーよりさらに小型の種で、成長しても4cm程度の体長と、混泳に適した温和な性格から人気の種です。
原種は褐色のやや地味な種ですが、繁殖期のオスはオレンジの体色と黄色の背ビレが美しく、喉下が黒くなります。
本タイプは全身がゴールデンの体色に改良され、赤い尾ビレとのコントラストが大変美しく、人気のタイプです。
ゴールデンタイプには体色の黄色味にバリエーションが見られ、本タイプは黄色味の強いタイプです。
飼育は、ゆったりとした動きなので、水槽内の水流は弱めにしてあげたほうが良いです。
また、腹ビレが長いため、ヒレをつつくスマトラ等との混泳は避けた方が良いでしょう。
繁殖は他のアナバンティ同様にオスが泡巣を作るタイプです。
詳細
水質 |
弱酸性~中性 |
エサ |
生餌、人工飼料 |
水温 |
20~28度 |
混泳 |
同種間で小競り合いをしますが、温和でゆったりとしていることから、小型魚との混泳も可能です。
また、数を多めに飼育すると縄張り意識が弱くなります。
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飼育方法 |
水質にもうるさくなく丈夫で飼育は容易です。弱酸性の水質で飼育するとさらに美しい発色を見せてくれます。
導入時にはやや高い水温で飼育した方がよいでしょう。
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繁殖 |
オスが泡巣を作り、そこで産卵、孵化させるアナバス独特のバブルネストビルダーです。
十分に発情したオスは、ベタのように水面付近に泡巣を作ります。
メスが産んだ卵は泡巣に運ばれ、オスが孵化まで面倒を見ます。
しかし稚魚が小さいことから初期試料が難しく、インフリゾリアなどを用意する必要があり、繁殖難易度は高いです。
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