水質 | 弱酸性 |
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エサ | 生餌、人工飼料 |
水温 | 23~28度 |
混泳 | 若干のケンカをしますが若い個体であれば複数匹混泳することが可能です。発情したオス同士は激しいケンカをするため単独、もしくはペアのみでの飼育が良いでしょう。 同種以外の魚には温和で、他種であれば問題なく混泳させることができます。エビとの混泳は不向きで、ビーシュリンプやミナミヌマエビなどの稚エビは格好の餌となってしまいます。 |
飼育方法 | 水質にもうるさくなく飼育は容易です。本来の色彩を楽しむためにも弱酸性の軟水で飼育するとよいでしょう。 慣らせば人工飼料も問題なく食べますが、アカムシ等の生餌を好みます。 |
繁殖 | オスが水面に泡巣を作り、そこで卵を孵化させるアナバス独特のバブルネストビルダーです。十分に成熟したオスは泡巣を作り、メスは腹部が膨らんで抱卵してきます。ペアリングは十分に成熟した個体同士を選ぶ必要があり、成熟が不十分だったりサイズが極端に異なるとオスがメスを激しく追い回してしまいます。水流を弱めて、泡巣を作りやすいように浮き草などを浮かべると良いでしょう。 産卵はオスがメスに絡みつき、メスから産み落とされた卵をオスが泡巣に運ぶという神秘的で情熱的なものです。オスは孵化までの間何も食べずに泡巣を守り卵の世話を続けます。メスは産卵後はすぐに別の水槽に移す必要があります。 孵化後、稚魚が自由遊泳を開始したらオスの親魚を移動させます。稚魚はサイズが小さく初期飼料が食べられるかが勝負となります。大きな親魚から生まれた状態の良い稚魚は沸かしたてのブラインシュリンプを食べられますが、ブラインを食べられない稚魚も多くインフリゾリアなどの微小生物を用意する必要があります。3ヶ月程度でオスメスの区別がつきます。 |