タンガニィカ湖原産のシクリッドです。砂地に適応したハゼ型のサンドシクリッドで、シクリッドとは思えないようなユニークな体型が特徴的な種です。
体側には複数のバンド模様を持ち、明るい黄色の体色を基本に婚姻色や警戒色を出す際には黒っぽく変化し、頭部を中心に入るブルースポットも美しく、顎下も真っ青に染まります。
ハゼ型シクリッドの中では珍しく、各ヒレが赤く縁取られ、産地によって様々な色彩パターンがあることも知られていますが、流通することは少ないためやや高価な存在となっています。
生息地では尖った口で付着藻や微生物を主食としていると言われています。
飼育は容易で、弱アルカリ性の硬水を好みます。
繁殖はマウスブリーダーであることが知られています。
詳細
水質 |
中性~弱アルカリ性 |
エサ |
生餌、冷凍餌 |
水温 |
24~28度 |
混泳 |
同種間ではケンカをしますが、アフリカンシクリッドの中では温和な方です。サイズや力関係に注意して混泳魚を選択する必要があります。 |
飼育方法 |
弱アルカリ性の水質を好みます。
底砂中のエサも積極的に食べるので、沈降性のエサが適しています。
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繁殖 |
繁殖を狙う場合は若魚から複数匹飼育し、自然形成されたペアを得ると良いでしょう。
出来上がったペアは一緒に行動し、他魚を追い払いテリトリーを主張するようになります。底砂に窪みを作り産卵し、メスが卵を咥えるマウスブリーダーと言われています。
産卵後は親魚に任せてしまっても問題ありません。
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