アマゾン川流域に広く生息するピラニアの代表的種です。
“アマゾンの人食い魚”として古くから凶暴なイメージで有名な種で、鋭い歯と強力なあごを持つ肉食魚です。
本種はブリード個体が多く流通するポピュラーな種で、金色に輝く頭部と体側のブラックスポット、体側下部と尻ビレに見られる赤い発色が美しいことでも知られます。成長と共に体色は暗色化していき、アゴから体側下腹部までが赤く発色し、迫力のある姿となります。凶暴そうなイメージとは裏腹に、非常に臆病な性格を持ちます。
飼育は容易で、人工飼料にも餌付きやすいです。
臆病なので複数匹での飼育が適していますが、エサが不足するとすぐにヒレをかじったり、共食いをするので注意が必要です。
詳細
| 水質 |
弱酸性~中性 |
| エサ |
人工飼料、生餌 |
| 水温 |
22~28度 |
| 混泳 |
同種間では混泳が可能ですが、エサが不足すると共食いやかじり合ってしまうことがあります。
他魚との混泳は不可能です。
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| 飼育方法 |
若魚ではエビや小魚、成魚では生餌のほかに肉や魚の切り身等を与えるとよいでしょう。クリルなどの人工飼料に餌付かせることも可能です。
人に慣れると人の手にも興味を示すようになります。噛まれないように水槽管理には十分な注意が必要です。
大型になるので60cm水槽なら単独飼育、複数匹での飼育の場合は将来的には90~120cm以上の十分なスペースを持った水槽をご用意下さい。
ピラニアの仲間は非常に強い歯を持ちます。ヒーターのコードやエアーチューブをかじられないように設置場所を工夫したりガードを用意してあげましょう。
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