アマゾン川、ネグロ川原産のコペラの仲間です。
コペラはペンシルフィッシュに近縁な仲間で、スレンダーな体型に伸長するヒレが特徴的なグループです。
ほとんどの種が単独での輸入が少なく、他魚の混じりでのみ見られることがほとんどで、分類や記載も不明な種が多いことから珍カラとして愛好されています。
本種はコペラの中でも最も一般的に見られ、グリーン・ネオンやカージナル・テトラに混じって入ってくることが多く、単独での入荷も見られます。
スレンダーな体型には小さなスポットが規則的に並び、市松模様に見える鱗片が特徴的です。
オスでは背ビレ、尾ビレ上葉が伸びた姿が美しく、個体によっては体側のスポットが赤く色づきます。体側に暗色のラインが出る個体やヒレの黄色味が強い個体も見られますが、これは性差なのか個体差なのかは分かっていません。
飼育は難しくありませんが、飛び出しが多いのでフタを用意してあげましょう。
詳細
水質 |
弱酸性~中性 |
エサ |
生餌、人工飼料 |
水温 |
20~26度 |
混泳 |
発情したオス同士では小競り合いを行います。十分なスペースと隠れ家を用意すると良いでしょう。
サイズが同程度の種であれば混泳も可能で、ある程度の密度で飼育した方がケンカ防止になります。
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飼育方法 |
水質にもうるさくなく丈夫で飼育は容易です。
飛び出し事故を防ぐ為にも水槽にはフタを用意したほうがよいでしょう。
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繁殖 |
同属のコペラ・アーノルディは水上の植物の葉に産卵し、親魚が卵に水を供給し保護するというユニークな産卵方法が知られていますが、飼育下での繁殖例はほとんど聞かれず、その産卵形態について詳しいことは分かっていません。 |
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