ボルネオ島北部に生息する大型グラミーの仲間です。
その名の通り、暗い体色に赤く染まるヒレとのコントラストが非常に美しく、大型グラミーの中でも特に観賞価値の高い種といえます。
個体によってはヒレだけでなく体側まで赤く染まります。
尾筒付近と胸ビレの付け根に見られるブラックスポットも特徴的で、このスポットは幼魚の頃から成魚に至るまで見られます。
成長するにつれて、大型魚らしい風貌になり、グラミーの仲間独特のおちょぼ口も分厚い唇になっていきます。
15cmを超えた辺りから頭部が盛り上がりはじめ、水槽内でも50cmほどに育ちます。
飼育は容易ですが、最終的には非常に大きくなることを覚悟して飼育する必要があります。
現地では重要なタンパク源として食用魚とされています。
詳細
水質 |
弱酸性~中性 |
エサ |
生餌、人工飼料 |
水温 |
23~28度 |
混泳 |
幼魚のうちはやや神経質な部分を見せ、同種間で小競り合いを行います。
成長と共に気の荒い部分を見せますが、大型魚の中では性質は温和で口に入らないサイズであれば混泳も可能です。
|
飼育方法 |
水質にはうるさくなく飼育は容易です。
餌は何でも良く食べ、人工飼料でも十分に飼育可能です。
|
繁殖 |
典型的なバブルネストビルダーで成熟したオスは水流の弱いところに泡巣を作り、メスが産卵するとオスが泡巣で卵を孵化するまで世話をします。
大型の施設が必要となることからハードルが非常に高く、たたき池など設備が必要になります。
|
弊サイトは株式会社チャームのアフィリエイトを利用しております。画像・文章は株式会社チャームに帰属しています。