熱帯魚のT.FISH.L【スジエビ】

スジエビ

分類
エビ・貝の仲間
学名
Palaemon paucidens
別名
シラサ、モエビ、カワエビ
分布
日本、朝鮮半島南部
サイズ
8cm
日本、朝鮮半島南部原産のエビです。細かいスジ模様と、大きく飛び出た眼、脚が長く前脚はハサミになっているのが特徴的です。
水底に沈みやすいため釣りの撒餌として使われ、から揚げなどの食用に使われることから馴染み深い種です。

くびれた腰や飛び出た目からヌマエビの仲間とは容易に判別が可能ですが、テナガエビの幼個体と判別は難しく、ヒゲが白い、各脚の節は黄色い発色が見られる、尾扇に黒点が並ぶ点などで判別します。生息地により生態、サイズに差が見られ、一般にはA型と呼ばれる上流域や小沼に生息する個体群は小型で、淡水域で繁殖可能です。

B型と呼ばれる河川下流域に生息する個体群は10cm近い大型になり、ゾエア期に降海するといわれています。
また大型になるB型の個体群の方がスジ模様が明瞭で、抱える卵が小さく数も多いようです。
飼育は容易で、肉食性が強く小型魚や他のエビを捕食することから混泳には向きません。
大型魚や爬虫類のエサとして最適です。繁殖は中卵型のゾエア放出型で、地域によって閉鎖された水系でも繁殖可能なようです。

熱帯魚のスジエビ

  • 熱帯魚のスジエビ

詳細

水質 弱酸性~弱アルカリ性
エサ 生餌、人工飼料
水温 10~25度
混泳 テナガエビの仲間は肉食性が強く、ハサミで捕らえられるサイズのエビや魚を食べてしまうことがあります。サイズが小さいうちは若干の小競り合いはするものの十分な隠れ家があれば特に問題にはなりませんが、大きな個体は貪欲で夜に他のエビや魚を襲うことがあります。

オトシンクルス、貝類は混泳可能です。
飼育方法 熱帯魚や他のエビと同様に十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。

夏場の高水温には注意が必要です。また酸欠にも弱いので、特に高水温時の溶存酸素量の低下は危険です。また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。
繁殖 スジエビは中卵型のゾエア放出する繁殖形態をもちます。小沼に生息するタイプは孵化したゾエアはそのまま淡水で成長が可能で、水槽内での繁殖も可能ですが、河川に生息するタイプはゾエアが一度降海しないと育たないタイプもあるようです。大型個体ではオスメスのペアでもケンカをし、成熟するサイズまで育成しないとならないため水槽内での繁殖は難易度が非常に高いです。

ゾエア、稚エビは魚に非常に食べられやすいので十分な隠れ家を用意し、フィルターなどに吸い込まれないようにストレーナー部にスポンジを取り付けたりしてあげると良いでしょう。
詳細を見に行く
弊サイトは株式会社チャームのアフィリエイトを利用しております。画像・文章は株式会社チャームに帰属しています。
2016年05月01日
ベタコンテスト2016(大阪)
2016年05月01日
第34回日本観賞魚フェア(東京)
2014年10月21日
ゆらゆらチンアナゴまつり(東京)
2014年07月30日
てんまや水族館:オーストラリアの海とグレ…(岡山)
熱帯魚イベント登録
2022年01月13日
ライブファン(千葉)
2014年08月12日
リトルフィッシュ静岡(静岡)
2014年08月02日
AQUA FAMILY(アクアファミリー(奈良)
2014年07月11日
吉田観賞魚(東京)
熱帯魚ショップ登録

熱帯魚のT.fish.L

  • 熱帯魚のT.FISH.Lホーム
  • 熱帯魚ショップ検索
  • 熱帯魚の種類一覧
  • 熱帯魚用品の種類一覧
  • イベント一覧
  • 熱帯魚ショップ登録
  • 熱帯魚イベント登録
  • 特集記事・コラム掲載
  • お問い合わせ

©熱帯魚のT.fish.L