水質 | 弱酸性~中性 |
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エサ | 生餌、人工飼料 |
水温 | 10~25度 |
混泳 | テナガエビの仲間は肉食性が強く、ハサミで捕らえられるサイズのエビや魚を食べてしまうことがあります。 小型種であれば同種での混泳が可能ですが、大型種ではテリトリー争いが激しいので混泳には適しません。 貝類は混泳可能です。 |
飼育方法 | テナガエビの仲間は他のエビと比べ大食漢で、特に大型個体では十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。 またハサミが大きくなる種は十分なスペースが無いと脱皮不全をおこしやすいので、ゆとりのある水槽での飼育が適しています。 夏場の高水温には注意が必要です。また酸欠にも弱いので、特に高水温時の溶存酸素量の低下は危険です。 また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。 |
繁殖 | テナガエビの仲間はゾエアを海に放出する小卵型と、そのまま淡水で孵化することが可能な大卵型の両方のタイプが見られます。 どちらのタイプなのかは実際に抱卵してみないと分からないことが多く、大卵型の種は水槽内での繁殖も可能です。 大型種はオスメスのペアでもケンカをし、成熟するサイズまで育成しないとならないため水槽内での繁殖は難易度が非常に高いです。 大卵型の種の稚エビは魚に非常に食べられやすいので十分な隠れ家を用意し、フィルターなどに吸い込まれないようにストレーナー部にスポンジを取り付けたりしてあげると良いでしょう。 |