南西諸島からインド原産のエビです。摂餌行動の面白い種で、第1、第2胸脚は細かい毛が密生し、これをアンテナのように広げて水中の微生物などを摂食しています。
オニヌマエビに比べ吻が下を向いた独特の顔つきが特長で、体にはヤマトヌマエビのような模様が見られ、成長と共に体色は褐色になることが多いです。
飼育は水質の悪化と高水温に注意が必要ですが、性質は温和で他の魚や、エビとの混泳も問題ありません。
餌は特別なものを用意する必要はなく、熱帯魚用の餌などを細かくして与えてあげれば水槽内でも水流のあるところに集まって摂食行動している様子を見ることができます。
日本国内では現在では非常に少ない希少種となっています。
詳細
| 水質 |
弱酸性~弱アルカリ性 |
| エサ |
生餌、人工飼料 |
| 水温 |
20~26度 |
| 混泳 |
サイズの近い同程度のエビであれば混泳は可能で、性質も温和です。オトシンクルス、貝類は混泳可能です。 |
| 飼育方法 |
熱帯魚や他のエビと同様に十分なろ過と安定した水質を用意することが大切です。
夏場の高水温には注意が必要です。また酸欠にも弱いので、特に高水温時の溶存酸素量の低下は危険です。また、エビは魚病薬や水草の農薬などの薬品にも弱いので注意が必要です。
エサは細かくした人工飼料、沸かしたてのブラインシュリンプなどが適しています。
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| 繁殖 |
水槽内でも抱卵する姿が良く見られ、小卵型といわれるように非常に小さな卵をたくさん産みます。しかし、幼生期には海水が必要で、水槽内で繁殖されるのは非常に難しいです。 |
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