熱帯魚のT.FISH.L【コリドラス・ハステータス】

ブラジル、パラグアイ川原産のコリドラスの仲間で、最も小さな種です。
尾ビレの付け根に黒と白のスポットが入ります。
水草の上にちょこんと乗っていたり、水槽の下層で元気良く泳いでいたり、愛嬌のある魚です。

生息地では、同じ色彩パターンを持つハステータス・カラシンと一緒に泳いでいることが知られ、混ざって輸入されることも多いです。
たくさんの数で飼育すると群れて泳ぎます。

詳細

水質	弱酸性~中性
エサ	生餌　人工飼料
水温	２２~２５度
混泳	性格は温和で混泳、群泳に適した種ですが、超小型種なのでサイズが同程度の種が良いでしょう。 同種同士でよく群れるのでできれば複数匹導入すると良いでしょう。
飼育方法	幼魚は導入時の水質の変化に弱い面があります。
繁殖	小型で短命な分性成熟が早く、複数匹で状態良く飼育していると自然と産卵にいたる場合が多いです。 十分に成熟したメスはふっくらとした体型を持ち、体の割りに大きめの卵を産卵します。 十分に成熟するとオスがメスをしきりに追うようになり、ｐＨの変動や水温などの変化をきっかけに産卵行動に至ります。 卵は非常に粘着性が高く、水槽面やパイプ、流木などに数個ずつまとめて産卵します。この産卵時にはＴポジションと呼ばれるユニークな行動が見られます。 産卵直後の卵は簡単にはがせるので、別容器に移し十分にエアーレーションします。 孵化後の稚魚はヨークサックが吸収された後、ブラインを与えます。