種別 | 前景草、中景草 |
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特長 | 育成難易度 → ★★★★☆ 細長い葉を多数つける草で、葉数が多く前景のポイントとして非常に見栄えの良い種類です。 テネルスと似て無くも無い容姿とも言えますが、1株あたりの葉の数がはるかに多く、また柔らかい印象を持ちます。ランナーを出してあちこちに勢力範囲を伸ばすようなことはありません。グロッソスティグマや、ヘアーグラス等ランナーで増える前景の中にポイントして植え込むのに最適の種類と言えます。 見た目からは想像が付きにくいですが、有茎草の仲間でもあり、良く観察すると非常に短い茎を持ちます。 明るい環境とCO2の添加が重要です。水質もどちらかと言うと弱酸性を好み、肥料分も要求することからソイルでの育成に向きますが、照明とCO2の条件をクリアし、底床内に十分な肥料分があれば、砂利系の底床で育てられないこともありません。 また十分な肥料と光量がある水槽では、葉が赤みを帯びる事があります。 環境に馴染むまでに時間がかかりますが、一旦馴染めば多少の水質の変化に影響を受けることは無く、環境が悪化しても、成長は鈍るもののすぐに枯れてしまうとことはあまりありません。 根張りが強く、底床用の肥料を好むなど、成長に伴って1株あたりの葉数が非常に増え、状態良く長期間維持すると葉が長くなり15cmを超えるサイズになることもある等、有茎草と言うよりは、エキノドルスに近いものがあると言えます。植え込む際は十分に成長した状態を想定し、株と株のスペースを取った方が植えなおしの手間も省けるのでお勧めです。 増殖は株別れがメインです。葉数が十分に増えた株を観察すると、新芽が出ている箇所が複数あるものが見つかりますので、その様な株を見つけたら引き抜いて、根元から分ければ数を増やすことができます。 背の低い前景草の中にポイントとして植え込むのが一般的な使われ方ですが、まとめ植えすると、こんもりとした柔らかい緑の茂みを作ります。ランナー等を出して大きく区画を崩すことが無い為、見た目に非常にまとまった印象を与えることのできる種類です。 |
使用方法 | 光量 → 60cm20W3灯以上 CO2 → 無くても可 1滴/3秒(60cm標準水槽相当) pH → 6~7 GH → 0~6 kH → 0~6 温度 → 20~28度 底砂 → ソイル、砂、大磯 推奨水槽 → 30cm以上 植栽位置 → 前□■■□□後 草姿 → 有茎草 最大草姿 → 草丈15cm 生長速度 → 遅め 増殖方法 → 差し戻し、株分け ※…育成環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば育つことを確約するものではございません。 |