種別 | 後景草 |
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特長 | 育成難易度 → ★☆☆☆☆ トチカガミ科(Hydrocharitaceae)の植物。和名ネジレモ。その名の通り、葉は深緑、半透明でネジれ、気泡をつける姿は大変美しいものがあります。 増殖スピードの速さや、育成難易度の低さはそのままに、スピラリスに比べて背が低く収まる為、中景のワンポイントにも使用できる等、使い勝手の良い種類と言えます。 本来は琵琶湖の固有種で学名にもその片鱗を見ることができますが、現在は東南アジアを始め様々な地域で生産された物が広く流通しています。 どちらかと言うと弱アルカリ性~中性の若干の硬度がある水質を好みます。名前の由来ともなっているねじれを楽しむのであれば若干のCO2の添加と、明るめの環境を用意したい所ですが、CO2の添加や強い照明が無くても育つので魚メインの水槽への使用もお勧めです。 環境が適していればランナーを盛んに出して区画を広げるようにして増えて行きます。増えるスピードも早い為、きっちりと区分けしたレイアウトを目指すのであれば、ランナーをカットし広範囲に広がりすぎないよう調整を行う必要があります。 トリミングについてはカットした部分が茶色く変色しがちなので、根元からのカットがお勧めです。 日本原産の水草は比較的難易度が高いものが多いですが、スクリューバリスネリアは育成が容易で、見た目の面白さと美しさ共に優れる上、コンスタントに流通があり価格もお手頃と、非常に優秀な種類です。 水草・熱帯魚と言うとどうしても南米原産のものばかりに目が行きがちですが、この種類を機会に日本原産の水草に一度挑戦されて見るのはいかがでしょうか? |
仕様 | 推奨水槽 → 30cm~以上 光量 → 60cm20W2灯以上 CO2 → 無しでも可 pH → 6~7.5 GH → 4~10 kH → 3~6 温度 → 16~28度 底砂 → ソイル、砂、大磯 ※…育成環境は一例です。必ずしもこの環境下であれば育つことを確約するものではございません。 |